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?市販カラー剤とプロ用の違い?

こんにちは。HIROKIです。

 

今回は市販のカラー剤(セルフカラー)とプロ用(美容室カラー)を書いていきます?

 

市販品は素人さんが使うためプロ用に比べてシリーズ内の色数はかなり少ないです。プロ用品になると一つのシリーズで100色以上あります?これを市販で売ったらわからな過ぎて手に取れないですよね。いくつかのメーカーでこれだけ市販を揃えたら売り場も大変なことになりますね?

  

他にも市販品はどんな人が使っても染まるように配合されています。軟毛の方や剛毛な方までさまざまです。そういった場合剛毛の方のほうが基本的には染まりにくいので剛毛の方でも染まるように作られています。

 

プロは髪質によって薬剤を調整します。例えば7レベルにしたいとなったときに軟毛の方であれば弱め(暗め)に作ります。それでも明るくなりやすいです。剛毛の方だと少し強め(明るめ)に作らないと7レベルまで明るくなりません。素人の方ではこんな調合わからないので剛毛の方に合)わせます。剛毛の人が使って「これ染まらないからよくないよ」と噂にならない為でもあります。明るくなりすぎたより染まらないとなったほうが売れなくなるためです。

 

中身の部分をこの後書いていきます。

 

染料(色味)の違い。

 

 染料の優劣の差はほとんどないのではないでしょうか。プロ用品であっても色素の配合はメーカーさん別に特許があるため同じものはありません(* ̄ー ̄)

 

同じアッシュというカラーの色でもグレー系、ブルー系、ヴァイオレット系と様々です? (アッシュは基本的にブルー系の色のことです。)レッドにしてもナチュラルにしても全部違います。市販であってもプロようであってもすべてのメーカー、ブランドで違います?

 

染料(ライトナー)の違い

 

ライトナーとは文字通り明るくするための染料です。プロ用の物は色素とライトナーの配合バランスの違いで明るさの違いを作ってます?

 

もちろん市販の方も同じですがプロ用になるとナチュラル系で3レベルから13レベルまで1段階づつあります。色味の物で5レベルから13レベルまで1段飛ばしであります。市販はほとんどないと思います。あってもナチュラルで3段階くらいアッシュなどに至っては一色のみも多いと思います。

 

明るくする力が強いとそれだけダメージは大きくなりますが市販品は不必要なパワーを持っているということになります?

 

余談ですが当店ではレベル帯はあまり多く用意していません。ライトナー配合量で調整できてしまうからです。チューブに入っているものは劣化により少なからずパワーダウンを起こすためライントナーの配合量が若干多くなっているそうです。劣化した時にも表示の明るさを維持するためです。当店はそこを配合で賄うため計算は難しくなりますがダメージを少なくすることができます。

 

また暗くしたいときには明るくする効果のないクリア剤で色味を薄めて染める事もできるためさらにダメージを抑えることができます?

 

アルカリ剤の違い

 

プロ用だとアルカリ剤はアンモニアがほとんどです。揮発性に優れているため髪に残りにくい為ですが臭いがきついです?それでも髪に残りにくい為に余計なダメージを与える時間が短くなります。市販品は臭いが嫌がられるので臭いの少ないアルカリ剤が使われます?

 

しかし臭いがしにくいと言うことは、揮発性は弱く髪から抜けていきにくくダメージを受けやすい状態が長く続きます。そのため市販品のほうがダメージをより受けてしまいます?

 

アルカリ剤が入っていることで髪の毛を膨潤させキューティクルを開き薬剤を髪の中で作用させることができます。染めたりパーマをかけたりには欠かせない存在です?

 

コンディショニング成分の違い

 

ここに関しては市販も良くなってきているため昔ほどの差はないですが濃度などでは差があるようです。頭皮や髪を保護するために入っている成分です?

 

2剤(オキシ)の違い

 

市販品は6%一択です。法律的な部分もありますが日本で認められている最高濃度のパーセンテージになります。市販は6%しか扱えません。

 

プロ用は1.5%から6%まであり海外では12%なんてものもあります。濃度が上がることによって酸化力が上がるためパワーが強くなります。パワーが強くなるので明るくする力が強くなります?

 

美容師はこの濃度の使い分けもすることですでに染めている(明るくなっている)既染部には明るくする必要がないため3%などの酸化力の弱いものを使用します?それ以下の物は色の出方も変わってしまうためちょっと特殊な使い方になります。市販だとこの調整ができない為セルフカラーを繰り返す毎に明るくなっていきダメージも大きくなっていきます?

 

 

市販カラーの注意点

 

市販の白髪染めや黒染めにはたまに銀や銅の成分を使って赤みを補っているものもあります。これを使ってしまっていた場合違うものを使ってしまうと銀や銅が酸やアルカリにさらされ緑化してしまいます( ; ゜Д゜)こうなってしまうと切るしか手はありません?溶けてこびりついているため除去の方法がない為です(;_;)

 

アシスタントの時先輩のお客様で緑になったと来られた方がいましたが黒くしても、マニキュアをしても緑っぽさは取れません。ブリーチをしても緑が強くなるだけでした。セルフカラーをするときはこういったリスクを理解したうえで行うか美容室でのカラーを避けることをお勧めしてます( ̄^ ̄)

 

ここからはちょっと違いますがセルフとプロの差です( ・∇・)

 

技術の差では、塗布量の差が出てきます。頭の場所によっても染まりやすい染まりにくいがあります。そこで塗布量の差で調整しますが塗布量の差がムラに直結します?塗れていない部分は論外ですが明るいカラーほど差が大きく目立つようになりダメージのムラにもなります。

 

セルフで一度できたムラを直すのはほぼ不可能です。一本一本部分的にもムラになっているためごまかすのが精一杯です?

  

知識の差では薬の特性がわからないで行うと思ってもない色になります。これは美容師も同じで使ったことのない未知の物だと失敗も多くなります?そのためカラーテストなどを行い発色の仕方などを調べて使いこなせるようにしていきます?ブリーチ後のカラーなど明るめのカラーではここがわかってないととんでもない色になります?

 

 

市販とプロ用との差はこんな感じで差があります。調べるとまだまだあると思います。セルフカラーをされている場合どういった状態になるかこちらでも予想できない為、最悪のケースをお伝えして選んでいただいてます。基本的にはお断りしています?それでも行いたい場合はこちらとしても修正ができない以上責任は取れない為、自己責任の上で行わせていただいています。

  

実際にこの状況で行い訴えられたという事件も多く存在して美容室側には口頭での約束だと勝ち目がない為、理不尽ですが念書など頂くことになります。セルフでする際は自己責任の要素が強くなってしまいますのでご注意ください。

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